中国医学部から医師になる
日本人のための
医大留学
医大留学
医学部に受かるためではなく、
医師になるためのスタートラインに早く立とう。
世界の上位0.2%*に位置する医大で、医学を英語で修める選択肢があります
あなたの目標は医学部に合格すること?
それとも「医師になること」ですか?
医師になれる新たな選択肢があります
偏差値競争を避けられない、
日本の大学医学部受験
日本国内の医学部入試は競争の激しい世界です。
物価上昇による経済状況の悪化、人口減少、入試制度の変更など多くのネガティブ要因にもかかわらず、医学部入試は依然として10倍〜100倍と高い倍率を維持しています。
一人前の医師になるには、ただでさえ10年近くかかる長い道のりです。入試、6年間の医学部、国家試験、研修を経なければなりません。
「医師になるため」に中国の医科大学に入学する道があることを、ご存知でしょうか?
医師になるための入り口で、本当にそこまでの高い学力が必要なのか、と考えたことはないでしょうか?
そう考え、海外で学び医師になる方は年々ふえています。
上海の南に位置する浙江省にある温州医科大学(Wenzhou Medical University:WMU)の国際教育学院(School of International Studies:SIS)も、その一つです。WMUは世界医学教育連盟(WFME)認定校でもあり、1912年創立の歴史をもつ国立大学です。医大・医学部の国際ランキングにおいて、日本の国立では新潟大学や熊本大学、私立では産業医科大学や昭和大学などと同程度に位置づけられています。
留学なんて、、、高額な学費以外も掛かるし、高い学力が必要なのでは?
日本の私大医学部の学費は6年間の総額で最低でも2000万円弱であり、4500万円以上の場合もあります。これと比べて、英語で学ぶことのできる中国の医学部や医科大学には、学費が安かったり、入学難易度が高すぎなかったりするところがあります。
WMU SISの場合、年間学費は日本の国立大学医学部並の約60万円で、生活費も高額にはなりません。また、WMU SISでは出願に際し数学の試験は求められず、英語に加え、基礎的な物理、化学、生物が求められます。
なぜ中国医大へ留学するのか
実践的なカリキュラムとケタ違いの患者数
中国を含め海外の医学部で学ぶことの大きなメリットの1つが、「早期の実践経験」です。1年目や2年目から臨床実習の機会が設けられています。
その上、中国は言わずと知れた人口大国であり、そのぶん多数の症例に触れられます。例えばWMUの第一附属病院でもある浙江省立温州第一医院は、4000床以上を有し、その入院・救急の患者数だけでも年間16万人超と日本の病院より1桁多いのです。
40大学以上ある中国の医学士(MBBS)課程を抜粋
大学名 | 入学人数 | IELTS要件 | GPA要件 | 年齢要件(歳) | 学費合計(円) |
---|---|---|---|---|---|
復旦大学 | 100 | 6.5 | B | 18〜30 | 約916万 |
首都医科大学 | 100 | 6.0 | B | 18〜25 | 約610万 |
天津医科大学 | 100 | 6.0 | B | 18〜25 | 約590万 |
西安交通大学 | 100 | 6.0 | B | 18〜25 | 約490万 |
温州医科大学 | 100 | 6.0 | - | 18〜30 | 約350万 |
河北医科大学 | 60 | 6.5 | B | 18〜25 | 約370万 |
同済大学 | 60 | 6.5 | - | 18〜25 | 約550万 |
北華大学 | 40 | 6.0 | B | 18〜30 | 約260万 |
英語の医学士課程も多数ある
留学できる中国の医大には、北京大学医学部を始めとして、中国語で学ぶ選択肢もあります。
中国語で医学を修めれば、中国の医師国家試験を受験し医師資格を得る道も拓かれます。すると日本の医師国家試験予備試験の免除可能性も高まることなどは利点です。
一方で、活躍の場として英語圏を初めから念頭におくならば、英語で医学を学び、医師免許取得の前提である医学士(Bachelor of Medicine, Bachelor of Surgery:MBBS)を取得する課程をもつ大学も有力な選択肢です。
一定の英語力や理科の基礎レベルを満たせれば、年間学費50万円〜100万円であるため、日本や欧米と比べて「医師になるためのスタートライン」に立ちやすいと言えます。
15年以上の歴史ある、温州医科大学の実践的カリキュラム
温州医科大学の英語で学ぶ医学士(MBBS)課程は、2006年から行われており、15年以上の歴史を有しています。正規留学生だけでも約1000名を受け入れてきました。
WMUは、「医学へ貢献したい」という熱意をもって6年間中国で学ぶ決意のある人、多様性を理解し様々な価値観を尊重して適切なコミュニケーションを図ろうとする人を求めています。
温州医科大学国際教育学院のMBBSカリキュラム抜粋
学年 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | 6年目 |
---|---|---|---|---|---|---|
授業 | 29週 | 32週 | 32週 | 32週 | 32週 | |
試験 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 | 2週 |
学習項目:診断学、放射線学、内科学、外科学、小児科学、産婦人科学、疫学口腔学、神経学、精神医学、皮膚・性病学、耳鼻咽喉科学、感染症学、眼科学、家庭医学など | ||||||
インターン | 48週 | |||||
臨床実習(夏季) | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 | ||
休暇 | 10週 | 10週 | 10週 | 10週 | 5週 |
卒業後、医師になる道のり
日本で医師になりたい場合は?
温州医科大学SISを卒業した方が日本で医師になりたい場合に踏む手続きについて説明します。まず7月末まで、または3月末までに、医師国家試験・医師国家試験予備試験の受験資格認定のための書類審査を厚生労働省へ申請します。
■中国等の医師免許を取得している場合(図の左)
10月頃の日本語診療能力調査を経て、医師国家試験の受験資格を認定される可能性があります。そして医師国家試験(本試験)に合格することで日本の医師免許を取得できるわけです。
■中国等の医師免許を取得していない場合(図の右)
医師国家試験予備試験の受験資格を認定される可能性があり、筆記試験および実地試験を受験します。合格してから、実地修練を1年以上積んだのち、医師国家試験に合格することで、日本の医師免許を取得できるわけです。
医師国家試験の受験資格と認定
厚生労働省は、審査対象者からの申請書類により、審査対象者が日本の医学校を卒業した者と同等以上であるか否かについて、以下の認定基準に基づき審査を行うとしています。ただし、医師法等が変更された場合は認定手続き等が変更される可能性が考えられます。
医師国家試験受験資格認定 | 医師国家試験予備試験受験資格認定 | ||
---|---|---|---|
外国医学校の修業年数 | 医学校の入学資格 | 高等学校卒業以上(修業年数12年以上) | |
医学校の教育年限及び履修時間 | 6年以上(進学課程;2年以上、専門課程;4年以上)の一貫した専門教育(4500時間以上)を受けていること。 | 5年以上(専門課程;4年以上) であり、専門科目の履修時間が3500時間以上、かつ一貫した専門教育を受けていること。 | |
(大学院の修士課程、博士課程等は 算入しない) | ただし、5年であっても、5500時間以上の一貫した専門教育を受けている場合には、基準を満たすものとする。 | ||
医学校卒業までの修業年限 | 18年以上 | 17年以上 | |
(5年制の場合は、17年でも可) | |||
医学校卒業からの年数 | 10年以内(但し、医学教育又は医業に従事している期間は除く) | ||
教育環境 | 大学附属病院の状況、教員数等が日本の大学とほぼ等しいと認められること | 大学附属病院の状況、教員数等が日本の大学より劣っているものでないこと | |
当該国の政府の判断 | WHOのWorld Directory of Medical Schoolsに原則報告されていること | ||
医学校卒業後、当該国の医師免許取得の有無 | 取得していること | 取得していなくてもよい | |
日本語能力 | 日本の中学校及び高等学校を卒業していない者については、日本語能力試験N1(平成21年12月までの認定区分である日本語能力試験1級を含む。)の認定を受けていること |
※厚生労働省「書類審査の認定基準」参照
https://www.mhlw.go.jp/topics/2012/05/tp0525-01.html
温州医科大学は世界医学教育連盟(WFME)認定校であり、日本の医師国家試験だけでなく、アメリカを始め英語圏の医師になる道にもつながっています。
※なお、厚生労働省による審査は個々人ごとの個別事情に応じて行われるとされていますので、人によって結果が異なる可能性があります。
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